腹水に里芋パスタ

次々と明らかになる地震の被害に愕然としています。被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
落ち着かない週末でしたが、僕は地震の直前に退院、昨日は聡哲鍼灸院の聡哲(そうてつ)さんに往診をしてもらいました。
今回の腹水問題で、マルサが対策を調べまくり、厳選の結果希望を託したのが聡哲さんです。聡哲さんはガン専門の治療師で、腹水についてはショウガ湿布と里芋パスタのセットが効くとのことで、お手本をやっていただくことになりました。

里芋パスタとは、里芋、ショウガ、地粉を混ぜてペースト状にしたものを腹部に充てる手当て。浸透圧のメカニズムで、腹水の水分だけが抜け、栄養分は体内に残るということです。1日に3回くらいパスタを宛てて、数週間続けます。
里芋パスタはお腹を冷やすので、その前にショウガ湿布を施します。こちらはショウガをすってお湯に溶かし、そのお湯で手ぬぐいを煮たものをお腹に宛がう方法です。温かくていい気持ちなだけでなく、部屋中にショウガの良いにおいが立ち込めます。
言うのは簡単だけど、行うのはかなり手間がかかります。しかも、1日3回です。聡哲先生の指導を受けながら、マルサはすったり、こねたり、ぐつぐつ煮込んだり(魔女のように)奮闘しています。結構楽しんでもいるようですが、「こんなことをやっていたら一日がかりになって仕事が出来ない!」と焦りを表明してもいます。たしかに看病と仕事の両立は(一昨年からのテーマですが)結構深刻な問題です。僕ももう少し回復したら、準備は手伝おうと思います。

聡哲さんとはいろんなことを話しました。「僕はすい臓ガンと相性がいいんです」という言葉に励まされました。まして、ビワはすい臓に良いとのこと。ビワとこんにゃくの温熱療法も昨年まで自分でやっていましたが、ビワ温灸はもっと効く、と言われました。温灸のセットは以前購入したものの挫折してしまっていましたが、再開しようと思います。

聡哲さんにはビワ温灸もやってもらいました。腹水による足のむくみには、ビワ温灸を鼠蹊部に充てると良いとのことで、やってもらいましたが、本当に気持ちが良かったです。

今日マルサにも再現してもらいましたが、これはやっぱり効きます。これからはしばらく手当ての奮闘記もレポートします。

済陽(わたよう)式「ガンの食事療法」Webサイトはこちらをご覧ください。

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