ガン患者、ガン元患者

昨日は病院食のおやつにおせんべいが出ました。今日はお餅(小さくカットしたもの)も食べました。どちらも、消化の訓練としては、けっこう難易度が高そうな食品です。僕のリハビリもいよいよ最終段階に入っているということかな。

今回の映像作品を作る上で苦労していることはガン患者の方々の協力を得ることです。ガン患者代表として、僕自身の記録を中心に描いていますが、本当は映像制作者として、自分を描くことはあまり得意ではありません。今回の作品を作ることになるまでは、自分の作品に自分を登場させたことは一度もありませんでした。

本当は、作品の中で、ガン患者の思いを描くために、出演してくださる患者の方を探していました。ちょっとした座談会みたいなものをアレンジしようと思ったのです。しかし、匿名や映像への配慮を条件としても、参加を快諾してくださる方を見つけることは出来ませんでした。
ガンが改善した、または完治した、という人については、済陽先生経由で協力のお願いをしましたが、こちらもなかなか困難でした。誰しも、自分の病気について大きな声で語りたくないし、ましてや映像のようなメディアに乗せて公言することは憚られるものです。
今日は済陽先生の患者さんでガンから立ち直ったN.Y.さん、K.Y.さんをご紹介させていただきます。N.Y.さんは肝臓ガン・肝硬変を、K.Y.さんは悪性リンパ腫(レベル3.5の宣告)を、それぞれ食事療法で克服されました。
http://www.ozv.co.jp/gan/move/F01.html

ご本人の口から語られるこのような証言は本当に貴重ですし、闘病をしている者としては勇気づけられるものです。N.Y.さん、K.Yさん、映像制作にご協力をいただきまして誠にありがとうございました。この場を借りて、もう一度お礼を言わせていただきます。

※詳しくは動画サイト「ガンの食事療法」をご覧ください。