再び抗がん剤について

ガンの発見からすでに1年8カ月が経過していますが、相変わらず抗がん剤との付き合いは悩みや迷いが尽きません。僕の場合は、昨年末までずっとジェムザールを標準量投与して来ましたが、年末から2カ月ほど入院、休薬したのを機に、休眠療法の希望を伝え、その後通常の約半分を投薬するようになりました。また、同じタイミングで、ジェムザール一本から、ジェムザールとTS1の併用に切り替わりました。

以前から、アンチ抗がん剤の情報には多く接しているし、立花隆と近藤誠医師の文藝春秋での対談などにも注目しています。立花隆については、一昨年末に放映された、NHKスペシャル「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」も興味深く見ました。

その立花隆抗がん剤についてさらに一歩踏み込み、抗がん剤を否定した文章を最近読み、駒込病院の江川先生にも読んでもらいました。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=27143

江川先生も多くの部分では立花隆に同意する、とのことでした。ただ、先生が言うには、ジェムザールとTS1については、当てはまらない、つまり、他の抗がん剤と比較しても、かなり顕著な延命効果が認められている、ということです。なので、僕にも投薬を続けることを勧めます、とのことでした。

江川先生は10年近く膵臓ガンの治療をしてきて、僕と同じ状況の患者、膵臓ガンステージ4bの患者を100人近く診てきた治療結果は、最長延命記録3年半とのことです。これでは明るい気持ちにはなりませんから、益々免疫力も下がってしまいます。鬱になる患者も多いそうです。
済陽式食事療法をやっている患者には、ガンが消えた人もいます。前向きに頑張って、ガンを克服したいです。


済陽(わたよう)式「ガンの食事療法」Webサイトはこちらをご覧ください。

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